「Only Human」

哀しみの向こう岸に 微笑みがあるというよ

たどり着くその先には 何が僕らを待ってる?

逃げるためじゃなく 夢追うために

旅に出たはずさ 遠い夏のあの日

明日さえ見えたなら ため息もないけど

流れに逆らう舟のように

今は 前へ 進め

 
苦しみの尽きた場所に 幸せが待つというよ

僕はまだ探している 季節はずれの向日葵

こぶし握りしめ 朝日を待てば

赤い爪あとに 涙 キラリ 落ちる

孤独にも慣れたなら 月明かり頼りに

羽なき翼で飛び立とう

もっと 前へ 進め

 
雨雲が切れたなら 濡れた道 かがやく

闇だけが教えてくれる

強い 強い 光

強く 前へ 進め

どのような背景・状況なのかはわからないが、

「苦しみ」の中で戦っていることが伝わってくる。

言葉自体は非常に簡単明瞭。

強い共感を覚えるところもあれば、

ドキッと気付かされる刺激的な表現も。

曲調も、声の質も、詩の内容も、

「哀愁」を感じさせる代表曲だと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=8o73vLw-rSk&feature=related

  

「哀愁」とは・・・

辞書によると「寂しくもの悲しい気持ち」

私は、

「悲しい」だけで終わる単純な言葉ではない

と感じている。

「苦しさ・悲しさ・寂しさの闇を乗り越えたからこそ身に付いたもの」

「悲しみを背負い続けることを受け入れた芯のある強さ」

すなわち、

「前向きの力強さ」

が備わっているのだ。

そして、

内面的にも外面的にも、

「人間的魅力」といったものに関係する部分

だと思う。

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